京都徳島県人会の皆様、こんにちわ!
皆さん、高速バスは利用されますか?
低料金、とか実家近くまで走っていてくれて便利、といった利用者の声と裏腹に、時間がかかる、とか窮屈だというような、体験に基づいてちょっと敬遠される向きもおありだと思います。
長距離を走る高速バスには、価格競争の荒波にさらされて、また過酷な状況から起こる事故などがあり、ネガティブなイメージを持つ方もあるでしょう。
でも、そんな市場に一石を投じるチャレンジ精神あふれる会社が徳島にありました。
美波町にある海部観光という会社。
なんと、徳島-東京間を走る大型バスの車内には12席のみ(縦6列×2)、しかもトイレには着替えができる広さがあるということです。
各座席は個室のように仕切られ、リクライニングできる大型のシートのほか、テレビやWifiまであるということですから、これなら乗ってみたくなりますね。
阿南市から徳島市を経由して、710km、片道1万3,000円。2011年4月の運行開始から乗車率は90%を維持しているということですから、しっかりとファンを作っているのでしょう。
「進取の気質に満ちた県民性」と、夢と希望に満ちた輝ける未来を実現するため「創造的実行力」を遺憾なく発揮するのが徳島県民だ、と飯泉嘉門徳島県知事は話しておられます。
徳島発の素晴らしいベンチャーの挑戦に刺激を受け、我々ももっともっと新しい何かを発信できるのではないか、と初春にふと思うのでした。
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